「キリンジ」は今年に入ってからの私のお気に入りで、大人のポップスを時にしみじみ、時に軽やかに聞かせてくれて、日本で最も実力のあるミュジーシャンに違いない男性デュオ。そのライブツアーの最後を飾る日本武道館でのライブに行ってきた。
いやー、染みる、染みる。弟の堀込泰行の歌がうまいことはよくいわれていることだけど、兄の堀込高樹の方もうまかった(2、3曲は歌っていた)。CDで聞くと、ささやき気味の繊細な声(特に弟)なのだが、ライブでは見事な迫力ある美声で圧倒された。すごいなあ。
そんなすごい兄弟だが、何となく垢抜けない雰囲気を失ってないのがなんとも親しみを感じる。MCのしゃべりも、何となく素人っぽくていい感じだ(そういうねらいだったのかな)。なんだか、友達の友達の兄弟がすごく歌がうまくて、聞いてみたら曲も詞もなんだかどうにも繊細かつ面白くてびっくり、という類の感じのよさだ。
ポップス職人といわれることもあるやや地味めなキリンジ、ライブに駆けつけるファンもきっとやや年齢層が高いに違いない、、と思ってみたら、20代前半までの若い人達も結構多かったような気がする。アンコールの最後の一曲、兄弟による「カウガール」の弾き語りの直前にようやく女性ファンの黄色い声援が飛びました。
今週はキリンジの曲を集中的に聴き直すことになりそうだ。
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