年の瀬も押し迫って参りましたが、年末年始の連休でもあり、そうなったら山、雪山に行ってみるしかあるまい。先日の松本での雪の中のトレイルランに魅せられて雪山の研究をしていたのだが、29日は天気も良さそう。ならば穏やかな樹林帯をスノーシューで歩くのがよいのでは、との結論にいたり、初単独雪山行を決行。しかもせっかくなので初の雪の中でのテント泊も決行。
スノーシューでのハイキングは楽しかったが、やはり寒さはバカにできない。寝袋とシューズに課題をみつけた山行だった。以下ダラダラと備忘録。
1日目。新宿からあずさに乗って茅野駅、バスでピラタスロープウェー乗り場まではあわせて3時間半ほど。そこからロープウェーに乗れば標高2,250mに着いてしまう。あまりに簡単すぎますねえ。この日は天気もよく、スキー、スノボの人で大盛況。無論、スノーシューのハイカーもかなり見かけた。
本日は山登りはせず、ロープウェー山頂駅から五辻をへて出会いの辻から大石峠、麦草峠を経て白駒池の青苔荘のキャンプ場まで。

山頂駅。いい天気でスキーヤー、ハイカー、家族連れなど人で一杯。ロープウェーからの眺めも最高で、北から南までアルプス全てを見ることができるというすばらしさ。

スタートします。バックパックは冬山の定番、赤い彗星、Osprey Variant 37。

日差しに雪がまぶしく光ります。

こんな感じでアルプスが目の前に見えるすばらしさ。

樹林帯の中を行きます。かなりたくさんのハイカーを見かけ、多数派はスノーシュー、ワカンの人も少々。

歩きやすい道だが、元々が木道のところがあり、踏み外すと深く足が埋まります。出会いの辻で左に折れて大石峠へ。少々登ります。

今回のシルエット。ハイカーらしいシルエットですな。

途中省略して青苔荘へ。途中の茶水池も白駒池も水面は凍っているようで雪に覆われている。池の上に人が入っている跡もあったので、歩くこともできそうだが、万一水に落ちると危険なので自重。白駒池についてから青苔荘へは直行せずに池の周りの遊歩道を歩くが、元々が木道の連続で踏み跡がないところもあり、スノーシューで歩くのに一苦労。

キャンプ場に入って幕営料を払ってテントを張ったのだが、とにかく寒い寒い。3時頃に到着して先客は一組。天気はいいがやはり寒く、とくに足のつま先が冷える。今回はmontrailのHardrock09 Mid GTXという軽装で、ミッドカットでGore Texなので濡れはしないのだが、つま先が冷える。雪山用のクライミングブーツは本格仕様で高価で自分には行き過ぎな気が。雪山でハイキングしかしないと割り切ってスノーブーツを買えばいいのか。
テントに寝袋をしいて足を入れて暖めながら、湯を沸かしてフリーザーバックに入れて即席湯たんぽにして足下に入れる。ようやく暖まって一息付けた。思いつきだったが、冷凍用の厚めのバックは水漏れもなく、重宝した。
とにかく寒いので、さっさと夕食にして寝袋に収まったのは午後6時。調理にはアルコールストーブを使ったのだが、雪の上ではストーブが雪に埋まったり、そのせいで五徳が途中で傾いたりして苦戦。雪の上でアルコールストーブを使うには何か下に敷物が必要。
寝袋に収まって長い夜が始まるが、やはり寒さが応えた。3シーズン用のGoLiteのUltra20というキルトしか持っていないのだが、20Fすなわち-7Cまで使えるというので、中にダウンなんかを着込めば何とかなるだろうと思ったのだが、やはり厳しい。足下を先ほどの即席湯たんぽで暖めたりするのだが、快適な眠りにはほど遠い。やはり0F対応のGoLite AdrenalineやMarmot Lithiumを手に入れるべきか。しかしそれらも既に品切れのショップが多い。
うとうとしては起きるのを繰り返して朝6時半頃起き出す。湯たんぽや五徳が倒れたりで残り少なくなった水とアルコール燃料を使って湯を沸かし、フリーズドライのスープとパンで朝食。準備しながらテントを撤収。
二日目は麦草峠経由で雨池を回ってロープウェー山頂駅を目指す。

白駒の奥庭。昨日に比べると曇り空で風も出ている。手指は冷えるが、足指は熱いスープのおかげか、今日はあまり冷えない。

本日の装備。バラクラバを初めて装着。

MSRのスノーシュー。ライトニングアセント。

雨池のほとりまで行ってみたものの、池を周回する遊歩道に踏み跡がみつからず。またもや木道が多いようなので、進もうと思えばいけそうだったが、白駒池で苦労したので深入りせず。引き返して大石川林道を進む。緩やかな登りで路面は平坦。
雨池峠への登りが始まると登りは急になる。夏にきたときはこの辺りは大きな石がごろごろしていて苦労した覚えがあるが、今はすっかり雪に覆われて、平坦な登り道になっている。ひたすら登って雨池峠までくれば、後は気持ちのよい平坦なトレイル。よく踏み固められていて楽に歩ける。縞枯山は雪が積もっても縞が残っている。

山頂駅まで2時間半ほど、11時半頃には着いたが、曇り空で風も出始め、天気は崩れそうなので今日のハイクはここで終了。ロープウェーで下まで降りる。客の大半はスキー、スノボなので下りロープウェーに乗る人は自分だけ。よく考えれば自分もスキーのゲレンデをスノーシューで降りればよかったんだな。
というわけで、寒さに苦しめられつつも初めての雪山トレッキングは終了。今後の課題については追って研究することにしよう。
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